苦情の報告2023 (事例集)  2022年度事例  ⑬ 観光施設休業日の対応

更新日:2023年09月27日


美術館が休館日 ? 入場券どうなるの ?

 
2022年度事例  ⑬ 観光施設休業日の対応

● 申出データ

契約形態 募集型企画旅行
申出人 女性 : 25歳
申込旅行 熊本JR付き宿泊プラン2日間 (美術館企画展入場券付)
旅行代金 45,000円 × 1名
出発日 2022年9月

申出内容

美術館の企画展の入場券付き宿泊プランに申込んで現地に来ていますが、2日目にその美術館に行ったところ、休館日で入場できませんでした。アニメと コラボした企画展と特典のオリジナルグッズが目的でこのツアーに申込んだのに、夕方の新幹線で帰るので美術館にはもう行けません。美術館の休館日に入場券付のツアーを設定するのは、いかがなものでしょうか。
今回はWebサイトで申込みましたが、その際は月曜日が休館日との案内は載っていませんでした。ホテルチェックイン時に入場券を受け取ることになっており、昨日は夕方に到着したので美術館には行けませんでした。私が選択した日程では2日目にしか美術館に行けないのに、その日が休館日に当たる というのはツアーとして成り立っていないのではないでしょうか。

会社見解

当該プランのWeb販売画面上の“ポイント”部分をクリックして遷移した画面に休館日に関する表示がありました。
また、ホテルで美術館の入場券とオリジナルグッズを受け取るための引換券にも休館日の案内を掲載しており、最終案内には、休館日の記載を含む案内書面お送りしていました。案内に問題はないと考えます。

解決 !

選択する列車の時間によっては初日に美術館を訪れることが可能であったことを丁寧に説明してケースクローズ。

解決の指針

このツアーはWeb上で往復の列車の便を自分で選ぶことができるという趣旨のものでした。システム上で美術館見学が無理な列車の便を選択した際に警告がでるようにしておけるとよいのですが、現状多くの旅行会社のシステムがそこまでのレベルに達していないことを考えると、休館日の案内がWeb画面や引換券にも表示されていることで、かろうじて旅程管理上の過失はないと言えるでしょう。
トラブル防止の観点から、Web上に休館日の情報をもっと目立つように表示しておくことをお勧めします。また、選択できる列車の時間帯に制限をかける、あるいは観光施設の休業日にかかる出発日を設定除外とするなど、観光施設への入場が物理的に不可能な行程とならないような配慮も検討が必要でしょう。


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