苦情の報告2020 (事例集) 悪天候なので早い便を利用。
未使用分の飛行機代金を返してほしい。

更新日:2023年02月01日


あるニャン事例 17 契約内容の変更/払戻し

契約形態 募集型企画旅行
申出人 女性:48歳
申込旅行 宮崎フリープラン3日間
旅行代金 62,600円×4名
出発日 2019年9月

申出内容

ツアーの最終日、暴風雨が吹き荒れるようなあいにくの天気になってしまったため、予定を変更して早めに帰宅することにしました。
空港に向かい、航空会社のカウンターで係員に尋ねると、「予定されている便は変更できませんが、他の便に搭乗されるなら、新たに航空券を買い直す必要があります。その旨を旅行会社に伝えれば、未使用分の復路の航空券代が戻ってくるはずです」と言われました。
そこで午前中出発の便の航空券を購入し、無事帰ってきました。
帰ってから旅行会社に連絡したところ、私たちが搭乗する予定だった便は欠航になっていないので、自己都合による復路便の買い直しであるため、返金はできないと言います。航空会社の人に予定の便を解約できると言われたら、返金があると考えるのが当然ではないでしょうか。今回購入の航空券代は私がすべて立て替えているので、復路の航空券代を返金してください。

会社見解

旅行会社に連絡すれば、未使用分が返金されると案内されたとのご主張ですが、当日の空港担当者に確認したところ、「ツアーを申込んだ旅行会社に連絡するように案内したが、返金のことは言っていない」とのことです。当日、お客様から予約センターや緊急連絡先への問い合わせの履歴も確認できませんので、ご要望にはお応えできかねます。

解決

復路便は欠航になっておらず、またスタッフが誤った案内をした事実も確認できないため、返金はできないと説明し、対応を終了。

解決の指針

国内旅行では、台風が沖縄に近づいている時など、復路便が運航できなくなる恐れが高くなると思い、旅行者は本件のように航空会社だけに連絡し、予定便を勝手に変更することがありがちです。
もともと搭乗予定の便が運航する場合、旅行者が他の便を利用することは旅行会社との契約にはなく、復路便が欠航になっていない場合、旅行者の判断で新たに航空券を買い直して早めの便で帰宅したことは、復路便の利用権を自分で放棄したと考えるのが妥当です。
空港の航空会社のカウンターで「未使用分の復路の航空券代が戻ってきます」と言われたという主張には疑念が残ります。
旅行契約のうえでは自己都合で離団したような状態で、旅行会社が復路便の払戻し相当額の返金をする理由はありません。

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