女性の働き方改革 業界での女性の働き方改革
~「働き方改革」って何?
正しく理解して
仕事もプライベートも輝くために~

更新日:2022年04月12日


業界での女性の働き方改革

~「働き方改革」って何? 正しく理解して仕事もプライベートも輝くために~

「働き方改革」を簡単に説明してみましょう

「働き方改革」とは少子高齢化と人口減少が進む中、政府が重要政策のひとつと位置づけ、個々の事情に合った柔軟で多様な働き方を目指すため、時間外労働の上限規制や勤務間インターバル制度、同一労働同一賃金を実現することによる不合理な待遇格差の禁止、高度プロフェッショナル制度など様々な制度が盛り込まれて、2019年4月から順次施行される法案のことです。

では「働き方改革」で私たちの生活はどのように変わっていくのでしょうか?
まず、長時間労働の改善策として期待されていることに、罰則付きの時間外労働(残業)の上限規制があります。心身ともの健康な状態で働くことや日常生活を送ることには、健全で働きやすい職場環境を整えることはいうまでもありません。ここ数年、新聞やTVの報道でも大きな話題として取上げられた過労死は、まさに長時間労働に起因するものだと考えられています。
「働き方改革」では大企業は2019年4月から、中小企業は2020年4月から労使双方の合意に基づいて、実質的に上限規制のない職場環境が改まると期待されています。 具体的には、「月間45時間、年間360時間を原則に、繁忙期などの特別な理由がある場合においても、年間720時間、単月100時間未満(休日労働を含む)、更には2~6ヶ月の平均で80時間内(休日労働含む)に制限する」などの制限に見直しされ、違反をすれば罰則の対象となることが決まりました。

ふたつ目は「勤務時間内インターバル制度」の実施です。
職場で心身ともに健康で働くためには、終業から翌日の始業までの間に一定の休息時間を設ける「勤務時間内インターバル制度」について、企業の努力義務になることも決まりました。
終業から翌日の始業までの間に一定の休息時間を設けることも、過労死防止の有効策として期待されており、欧州連合(EU)では最低11時間の休息を義務付けているほどです。

三つ目は「従業員の有給休暇の義務化」についてです。
年次有給休暇を10日以上、従業員に対し付与している企業においては、企業自体が毎年5日間を期間指定して取得させることが義務化されました。これにより年次有給休暇の取得率の改善はもとより、従業員がリフレッシュすることにより業務効率向上などの効果も期待されています。
その他、柔軟な働き方を推進するために創出された「高度プロフェッショナル制度」も2019年4月から適用され、高収入(1075万円以上)の専門職に従事する労働者に限定して、本人同意を限定ながら勤務時間に縛られずに労働に従事できる代わりに、残業代や深夜・休日手当の対象外になる制度も法制化されました。

「働き方改革」の概要についてはご理解いただけたでしょうか?それでは、この法制化を受けて企業が具体的にどのような舵を切らねばならないのか。その企業で働く方々のメリットやデメリットはどうなるのかを解説しましょう。

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「働き方改革」の具体例について

制度が確立されても、柔軟な働き方を実現するためには様々な環境整備が必要になります。実質労働時間を削減するわけですから、これに伴う改革も必要になってくるのは同然です。その事例として政府が力を入れていることに「テレワーク」の普及があります。
近年、テレワークの導入を推進する企業が増えてきています。ご存知のようにテレワークとはICTを利用して、場所や時間に捕らわれることなく従業員が働ける新しい形態のことです。企業がテレワークを進めることで、従業員の働き方に柔軟性が増し、これまで何らかの理由により労働に参加できなかった方々も働くことが出来るようになります。国土交通省による「平成29年度テレワーカー人口実態調査」でも、制度を有する企業での雇用型テレワーク比率が前年比1.3%増加し9.0%と公表されました。多様な働き方の実現に向けて、更に制度利用が拡大することが予想されます。
その他、フレックスタイム制やサテライトオフィスの導入など、今回の法制化を切欠に前例にとらわれない働き方が加速すると考えられています。 では、制度改革が進む中でメリット・デメリットはどうなるかみてみましょう

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「働き方改革」のメリット・デメリット

働き方改革が進むと、企業と従業員それぞれに、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
まず企業にとっての一番のメリットは「労働力の確保」です。
企業の目的は、言わずもがな利益の確保です。企業が存続していくためには、優秀な人材確保が重要なポイントと言えます。今回の法制化により、柔軟な働き方の環境を整備することにより、企業理念や経営方針を理解し効率的に各人の目的達成のために業務遂行を行える人材が定着しやすくなることが見込めます。このような風土が定着することにより新たな人材確保や収益向上も期待できることでしょう。

では、そこで働く従業員にとってのメリットとは何でしょう。
今まで解説して来たように、働き方改革が企業内に浸透し柔軟な働き方が実現することによって、個々人の多様なワークライフバランスの実現や効率営業が定着することによる企業が成長することで、従業員の収入アップにもつながります。また、女性が結婚、出産などで退職せざるをえないケースも激減することでしょう。更には時間に余裕が出来れば、個々のプライベートな時間を趣味やスキルアップなどに要することが確保され、心身ともに健康な状態を維持することにもつながります。

では双方にとってのデメリットはどうでしょうか。
企業にとって一番のデメリットは制度の内容が正確に実行されず、従業員のモチベーションを低下させてしまうことです。例えば、長時間労働改善という号令の基、強制的な残業禁止や休日取得共用すれば、最悪企業の存続に影響を与える可能性もあります。制度を正しく理解し、現場における問題点を抽出して改革することが重要です。

従業員にとってのデメリットは、企業側のデメリットでも説明した一部分だけをとらえた間違った改革を押し付けられることによる、モチベーションの低下や高ストレスです。
会社での残業が減っても、自宅に持ちあけって仕事をしなければならないとなると、何のための制度か判らなくなります。従業員側にも新制度で新たなシステムなどを導入することによる業務量の増加などもあるかも知れません。
先ほども述べましたが、労使双方で制度を正しく理解すると共に、現場の問題点を抽出し、足並みを揃えて「働き方改革」に取り組むことが大切ではないでしょうか。

 

働き方改革の各社の取組み

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