総会報告 2022年度 (令和4年度) 第66回JATA定時総会報告

更新日:2024年04月23日


2022年7月6日

JATAは6月22日、東京・大手町の経団連会館で第66回定時総会を開催し、2021年度事業報告と収支決算報告、役員選任が承認されたほか、2022年度事業計画などについて報告しました。
(2022年6月22日現在  正会員1,100社、総会出席135社、委任状提出443社、議決権行使書286社 : 委任状、議決権行使書を含め出席は864社)


2022年6月22日開催 第66回定時総会

第66回定時総会 議事次第  14:00~16:30

来賓挨拶・会長挨拶

決議事項
  第1号議案 : 2021年度(令和3年度)事業報告(案)及び同収支決算(案)の件
  第2号議案 : 正会員の2022年度会費減額(案)の件
  第3号議案 : 2021年度会費未納に伴う正会員除名の件
  第4号議案 : 役員選任の件
  報告 事項 : 2022年度(令和4年度)事業計画及び同収支予算について

▸  【参照】2022年度(令和4年度) 第66回定時総会 資料一覧

開会の挨拶(要旨) : 髙橋 広行 JATA会長


髙橋広行JATA会長は総会冒頭の挨拶で、昨年、JATAの信用を損なう複数のコンプライアンス問題が発生した事態に言及し、「コンプライアンスは全てに優先することを、改めて、強く認識しなければならない」と強調。経営者向けのコンプライアンス研修会の開催や、コンプライアンスの手引きの作成、eラーニング研修を実施してきたことにも触れ「不正行為で開かれる未来など決してないということを肝に銘じる必要がある」と訴えました。
2020年初めから続いている新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、海外旅行市場と訪日旅行市場をはじめ、国内旅行市場でも需要が大幅に落ち込むなど、厳しい状況を強いられてきていますが、今年のゴールデンウイークは、国内旅行における行動制限が大幅に緩和されたことから、全国各地の観光地などでも久しぶりに賑わいが復活する形となりました。髙橋会長は、「厳しい状況が続いていた旅行需要動向も、ようやく希望を持てる環境に変わってきている」と語り、事態の好転を歓迎。同時に、「当初、懸念されていたような新規感染の急激な増加は見られず、逆に、旅行が直接的な感染拡大の原因とはなっていないことを証明する絶好の機会となった」と指摘し、「今後の国内旅行需要の拡大に向けて追い風となる」と話しました。

海外旅行復活に向けてはハワイや韓国への視察団派遣について言及し「2年ぶりの海外旅行復活に向けて道筋を開くことができた」と説明。また、数次にわたって水際対策の緩和を求めてきていることや、5月下旬から一部の国や地域に対する外務省の感染症危険情報がレベル1に引き下げられたことから「いよいよ、ビジネス・観光両面での海外旅行復活の気運が高まってきた」と話しました。
訪日インバウンド旅行については「JATA会員企業の協力による国の実証事業を経て、訪日インバウンド旅行が再開され、海外の旅行会社やメディアから多くの問い合わせも寄せられるなど、期待度の高さがうかがえる」と説明しました。
最後にご臨席いただいた和田観光長官に向け「観光関連事業者はコロナ禍で多額の債務を抱えており、早期に業績を回復させ、その返済を図っていくことが急務となっている。全観光事業者の頼みの綱ともいうべき『全国旅行支援』について、とにかく分かりやすく、かつ実効があがる形で実施できるよう」。また、水際対策のさらなる緩和について、「入国者数2万人の制限や、海外出発におけるPCR検査、入国ビザの取得など、依然として煩雑かつ分かりにくい縛りがあり、アウトバウンド、インバウンド双方の促進を図るうえで大きな障壁となっている」と伝え、観光産業の復活のため、これら2つの課題を解決すべく、お力添えいただくよう求めました。

来賓祝辞 : 和田 浩一 観光庁長官


来賓として挨拶した観光庁の和田浩一長官は、「新型コロナウイルスの感染拡大により、観光分野は2年以上の間、大変に厳しい環境にある」と語り、「感染状況に配慮しながら、いかにして、感染拡大対策、そして、経済の回復の両立を図っていくかが最大の課題だ」という認識を示しました。
和田長官は、「6月10日から添乗員付きパッケージツアーの受け入れも開始され、インバウンド旅行者の訪日も始まった」のに続いて、「今後、全国を対象とした新たな需要喚起策として『全国旅行支援』」も予定されていることから、「観光の復興に向けて大きな転換点となる」と指摘しています。
また、髙橋JATA会長が「全国旅行支援」の早期実施と分かりやすく実効性の伴うものとなるよう要望したのも踏まえ、和田長官は「平時への回復に向けて、さらに歩みを進めていかなくてはならない」と語り、「関係団体や企業などの関係者と意見交換をしながら、国内外の交流をさらに活発化していくための取り組みを強化していきたい」と決意を示しました。

第1号議案~第4号議案と報告事項の説明

決議事項については池畑理事・事務局長より第1号~第3号議案が、池野選考委員会委員長より第4議案が説明がなされ承認されました。

説明する池畑理事・事務局長(画面左端)と会長、副会長

≫ 第1号議案 : 2021年度(令和3年度)事業報告(案)PDF


≫ 第2号議案 : 「正会員の2022(令和4)年度 会費減額(案)の件」PDF


≫ 第3号議案 : 「2021年度会費未納に伴う正会員除名の件」PDF


≫ 第4号議案 : 「役員選任の件」PDF

理事、監事および運営役員候補者リストに従い、池野選考委員会委員長が候補者を報告、承認されました。


役員・各委員会委員長リストは「日本旅行業協会のあらまし」ページを参照ください。最新情報をご覧いただけます。

「2022年度(令和4年度)事業計画及び同収支予算について」

志村理事長より報告事項の説明がなされました。


説明する志村理事長(画面左端)

≫ 報告事項 : 「2022年度(令和4年度)事業計画及び同収支予算について」PDF

第66回定時総会 名刺交換会

総会終了後、経団連会館のホールで名刺交換会が開催されました。コロナ禍の影響もあったため、久しぶりに設けられた交歓の場では、会長をはじめJATA役員が会員旅行会社や観光庁、関連団体の関係者などと懇談。終始和やかな雰囲気の中、コロナ禍の早期収束を祈りつつ、旅行流動再開と観光復活に向けて、官民一体となって取り組んでいく覚悟と決意を共有しました。


  • 名刺交換会会場の様子

  • (左から)原副会長、髙橋会長、小谷野副会長、酒井副会長

以上をもちまして、第66回定時総会は無事、終了いたしました。