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どうして大使館で取り直す必要があるのか ? (2019年)

更新日:2023年10月03日


旅券 / 査証 / 出入国書類 旅券・査証
契約形態 募集型企画旅行
申出人 男性:68歳
申込旅行 アンコールワット5日間
旅行代金 91,800円×1名
出発日 2019年2月

申出内容

ツアー参加に必要なカンボジアビザをWeb上のサイトから申請し、e-VISAをすでに取得しました。ところが、旅行会社から大使館で取り直してくださいとのこと。旅行会社の広告に掲載されていた「e-VISA不可」の案内を見落としていたことは認めますが、なぜ私が申込んだ旅行会社だけがe-VISAを不可とするのか納得できません。他社のパンフレットにはそのようなことはいっさい記載されていないのに。
もし入国手続きで、団体行動に遅れることがあれば、自分でタクシーを手配して合流するつもりです。それでも参加を認めないならば、所属する旅行業協会に相談のうえ、公平な判断を仰ぎ、e-VISA代金38ドルと精神的損害の補償を求めます。

会社見解

弊社がe-VISAでの参加をお断りしている理由は以下となります。
①偽サイトや非公式サイトが存在するため、ビザの安全性が確認できない
②実際にe-VISAに関する入国トラブルが発生している
③団体ツアーにおけるスムーズなツアーの運営のため
カンボジア大使館のホームページにもe-VISAに関する注意喚起と問題が生じた場合は関与できない旨が表記されています。
お客様が弊社の参加条件を反故してご参加いただいても、入国時にトラブルが発生した場合、けっきょくは添乗員やランドオペレーターが現場対応を余儀なくされ、他のお客様をお待たせしてしまうなど、ツアーの円滑な実施に支障をきたす恐れがあります。大使館での再取得をご理解いただけないようならば、別料金で現地専用車とガイドを手配してご参加いただくか、ツアー参加をご遠慮いただきたく存じます。

解決

入国時にトラブルがあっても旅行会社の責任は問わないこと、入国手続きに手間取った場合はお客様ご自身でツアー本体に合流していただくことを約束して、今回は特例としてeーVISAでご参加いただいた。幸いにも問題なく入国することができたが、旅行会社がeーVISAを認めていないことについては納得していない。

解決の指針

査証については、それぞれの国が定めるところにより、その入国条件等を決定しているので、旅行会社は大使館が発表している情報を旅行者に伝えることで、義務は果たされます。しかしながら、過去にトラブルが発生している事実に基づいて、募集広告にも参加条件を明示しているのであれば、募約款第17条第1項(1)を適用し、e-VISAでの参加をお断りすることは問題ないと思われます。

ここがポイント!

旅行に関する参加条件は旅行会社が合理的な範囲で決めていい。

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